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令和7年度「アート×〇〇で語らう場」年間活動レポート

1. 事業概要

 「アート×〇〇で語らう場」は、アーティスト(何かを表現する人)やアートに興味のある人達が集まり、ざっくばらんに語る中で、お互いに新しい気付きやアイデアを見つけられる場として開催した、NPO法人Sognatore(ソニャトーレ)が展開する共創コミュニティ(Co-creation Community)事業の一つです。



2. Sognatoreとして行う目的

 当法人が「アート×〇〇で語らう場」を実施した主な目的は以下の通りです。


  • 属性や立場を超えたネットワークの構築: 

アーティスト・地域住民・企業・行政が対等に語り合う場を提供し、立場を超えたゆるやかな繋がりを生み出す。


  • 社会課題等への新たなアプローチ: 

アーティストの感性や視点を活かすことで、地域・企業・行政の新たな魅力づくりや課題解決に繋げる。


  • 自己成長と活動意欲の増進: 

それぞれの知見や感性を共有・対話することで、自らになかった新しい発想や考えの創出や自己成長に繋げる。特にアーティストにとっては、新たな創作意欲の向上に繋がり、活動を続けるモチベーションの維持の役割も持つ。



3. 各テーマと開催概要

 令和7年度の実施状況およびテーマは以下の通りです。なお、6月・8月・12月・1月は集まった方々が自由に語る交流会として開催しました。

開催日

テーマ

概要

2025年

4月23日

アート×印刷業界

 アート業界との関わりを持ちたいと考える印刷会社を招き、アート業界で印刷会社は何を求められているのか、小ロット制作の有用性、作家のこだわりを形にする独自の技術など、印刷と表現を繋ぐ新たな需要発掘と協働のあり方をブレストしました。

2025年

5月28日

アート×絵本

 パーソナライズ絵本にアートの視点で付加価値を加える方法について検討。独自の絵本を作成できる点を重視した企業理念等の視覚化や、絵本を題材とした演奏会での特別な体験の創出など、多様な職種の参加者による自由な発想を基に語り合いました。

2025年

7月23日

アート×市営住宅・町屋のアトリエ化

 市営住宅や京町屋等をアトリエとして再生する事例を共有。アーティスト活動の拠点確保と建物の価値の再発見を目指し、遊休資産をクリエイティブに活用するためのアイデアを意見交換しました。

2025年

9月24日

アート×ビル活用・公共空間

 ビルや公共空間の活用について検討。精神性を重んじる京都文化をどのようにビルや公共空間と融合させるのか、地域と建物を繋ぐコミュニティハブ(交流拠点)の必要性など、オープンな場作りについて多様な視点で対話しました。

2025年

10月22日

アート×店舗等での発信機会

 飲食店等での作品展示を効果的に行う仕掛けを検討。AR技術による作品の詳細に触れる仕組み、鑑賞から購買へ繋げる演出など、店舗と作家のメリットを両立したゲーミフィケーション(遊びの要素)を取り入れた案についてブレストを行った。

2025年

11月26日

アート×遊休不動産の開放

 9月に開催したテーマの続きとして、ビルや京町家等の遊休不動産を「まちに開く」方法を検討。オーナーと作家を繋ぐ調整役の重要性、日常を非日常に変える仕掛け、改装過程の公開による地域との繋がりの創出など、アートによる地域共創と賑わい創出についてブレストしました。

2026年

2月25日

アーティスト(でのゆうじ)によるアートワーク

 絵画や漫画を描いている作家の「でのゆうじ」さんをゲストに迎え、作品制作におけるオリジナリティの得方を学ぶアートワークを行いました。

 有名な漫画家を例に挙げながら、どのようにしてオリジナリティと呼ばれものを培っていくのかを学び、実践する時間は、参加者が自らを見つめ直すきっかけとなった。

2026年

3月25日

アート×社会との繋がり

 NPO法人atriaのそら氏をゲストに迎え、「自分の表現が社会とどう関われるのか」をテーマに対話を行いました。

 今年度の振り返りも交えながら、表現や創作がどのように社会と接続されうるのか、参加者それぞれの視点や実感も持ち寄りつつ、考えを深めました。



4. 今後の方向性

 社会課題等への新たなアプローチや、アートに興味のある企業や行政の紹介を行う機能を重視し、テーマ・会場・参加者を柔軟に設計しながら、機動的に開催することとします。

 
 
 

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